このデータが
会社の方向性を
決めていく。
予算の作成や管理、データの分析などを行っています。項目ごとに数値を分析していくのですが、大事なのは素材費や仕損費(不良品が発生した際のコスト)です。これらは会社の利益の増減に大きな影響を及ぼすため、製造部門に聞き取りを行い原因を詳細に把握しておくようにします。毎月、各部署の部長や社長が集まる経営会議で、その月の数字についての報告も行います。会社が思う方向に進んでいるかチェックし、どのように舵を切っていくかを決める重要な場所。その判断材料として、正確なデータを出す必要があるため、自分の仕事の責任の重さを感じます。数値とにらめっこする日々は大変ではありますが、常に経営層の考えを聞くことができ、ビジョン実現を下支えしていく重要なポジションのため、やりがいも大きいですね。
就活のとき、北海道か東京かで迷いましたが、満員電車が嫌だったので、北海道一本に絞りました。銀行や電力会社などにも興味を持ちましたが「デンソー北海道はまだ若い会社で活力があり、自分も成長できそう」と感じ入社を決めました。経営会議で発表するときなどは偉い人ばかりで緊張していましたが、先輩たちが報告のプレゼンの練習につきあってくれ、徐々に自信を持てるようになりました。若い社員の主体性を大事にしてくれる雰囲気があるので、できるだけ「この数値が上がった要因は、ここにあると思います」など自分の意見も加えて発表するようにしています。「失敗してもいいからチャレンジしてみなよ」と言われる機会が多いので、入社前に期待した通り、若いうちから成長できる環境だと感じています。